『妖怪アパートの幽雅な日常』 香月日輪 著
3階一般書架コーナー (913.6//KH)
この作品は主人公稲葉夕士が妖怪アパートとして知られる寿荘を訪れたことから物語が始まります。寿荘の住人たちとのふれあいの中で、それまでの常識が次々と破壊されていきます。また、「詩人」や「画家」を筆頭とする等身大の大人たちの言葉には、はっと気づかされるものがあります。
作者の香月日輪さん曰く『地獄堂霊界通信』と世界観がリンクしているそうで、上院町やイラズの森といった地名も出てきます。
ぜひ一度手にとって見てください。