『もののけ、ぞろり』 高橋由太 著
3階-文庫・新書コーナー(913.6//TY)
「小さいって言うなぁぁあッ」
時は、江戸初期。
兄、伊織13才、弟、≪鬼火≫10歳。
母をよみがえらせようとした兄弟だったが、失敗。
異形となった弟を元に戻すために、奮闘する。
この話は、荒川弘氏の『鋼の錬金術師』の話と同じような設定で描かれています。
しかし本作は、ハガレンに負けず劣らずの個性派キャラクターが登場しています。
一膳飯屋「升屋」一筋、ユキ、おネエな真田幸村などなど。
敵は、外法師。
果たして無事、≪鬼火≫を元に戻せるのでしょうか。
続巻の『もののけ、ぞろり お江戸うろうろ』も図書館にあるので、ぜひ読んでみてください。