5月 おすすめ本 「あらしのよるに」

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『あらしのよるに』 著作:きむら ゆういち 913.6//KY 3階一般書架

 

一冊の絵本から始まり、人気を得てシリーズ化、その後映画化までされたこの物語を知らない人は、そんなに多くはないでしょう。

しかし、その『あらしのよるに』の小説があることをご存知ですか?

 

激しい雨と風、雷が響くあらしの夜に、丘の上の小屋で出会ったのは、生きるために敵対するヤギとオオカミでした。真っ暗な小屋の中、声だけが聞こえるその場所で、互いに正体に気づかないまま仲良くなってしまった、ヤギの「メイ」とオオカミの「ガブ」。

 

「あらしの夜に」を合言葉に次の日のお昼を一緒にする約束をしてしまいます。良い天気のお昼、明るい場所で相手を見た2匹は驚いて…。

 

仲良くなりたい、信じたいけど、信じきれない…。激しい葛藤を胸中で繰り広げながらも、少しずつ仲良くなる2匹。

 

 

何度も困難にぶつかり、また互いにぶつかり合いながら、絆を深めていくメイとガブの姿が、面白く、時に優しく書かれています。

絵本・映画とは違う、小説ならではの深さを、ぜひ楽しんでみて下さい。

 

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